三戸素子 & 関谷由美 ヴァイオリンリサイタル 特設サイト

9月11日(月) 東京文化会館小ホール(上野駅公園口駅前) 19:00開演

3年にわたるコロナ禍を超え、実現するリサイタル。

三戸&関谷 練習風景

ピアニスト、関谷さんとの出会い

今回の演奏プログラム、『J.S.バッハのヴァイオリンソナタ』を演奏するにあたり、ただピアノがうまく、室内楽の素質があり、様式を理解しているだけではなく、バロック時代の鍵盤楽器の根底をなす通奏低音や数字付き和音をもできる方が望ましく、そのような方を何年も探していたところ、4年前のコロナ感染症の緊急事態が始まる直前、ミュンヘンに留学して今はバイエルン放送響の主席を務めている愛弟子の湯浅恵美子さんから関谷さんの存在を知ることができました。

4年越しの思いがかなうリサイタル

早速ドイツに飛びお会いして、一緒にバッハを勉強していただけることになりました。それから世界中が経験したコロナによる中断。
今回4年越しの思いがかなう、演奏会となります。

バッハの歌心をお伝えします!

バッハのヴァイオリン曲といえばすぐに思い浮かべるのが、『シャコンヌ』に代表される、「無伴奏ソナタ&無伴奏パルティータ」ですが、今回の前半プログラム「ヴァイオリンとピアノのソナタ」では、練習を重ねていくうちに、大きな特徴に気づいてきました。
ヴァイオリン一台ですべてのハーモニー、そしてバッハの真骨頂のフーガを表現する無伴奏曲とは違い、ピアノに大部分のハーモニーを任せることができることにより生まれる新鮮な自由さ、あたかも歌手がアリアを歌うように自由に旋律が歌えるのです。

特別出演

特に第一曲目のBWV1021のソナタは他とは違い「ヴァイオリンと通奏低音」のためのソナタは譜例のようにバスの単旋律に和声を示した数字のみの楽譜で、鍵盤楽器はその数字で指定されたハーモニーの中で自由に即興的に演奏して良いことになっています。

そして複数の楽器でも構わないということから、今回はこの曲のみチェロの小澤洋介が通奏低音の一員として参加します。

バッハと対極にあるフラインクのソナタを選びました

今回のプログラムでは、バッハの作品でありながら最もマイナーな通奏低音との「ソナタBWV1021」も取り上げ、後半はうってかわってバッハの作品の対極にあるような名曲、フランクのソナタを弾こう、との趣向です。

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会場へのアクセス

JR上野駅公園口駅前

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